世界にはいろんな将棋があるが(日本)将棋、シャンチー、チェスは世界の3大将棋だと思う。日本人から見れば将棋という言葉は広義にはすべての将棋型ゲームを指す。中国人からすれば、日本将棋もシャンチー(象棋)もチェスもすべてシャンチーという言葉で呼ぶだろう。欧米人からすれば世界にはいろんなチェスがあるもんだとなる。
世界中に数ある将棋の中でとりわけ3大将棋は素晴らしい。このブログではこの話題が中心だ。また3大将棋の道具(駒や盤)についても取り上げていこうと考えている。よい道具でプレイすることは本当に楽しいもんだ。将棋を例に取れば長年使い込んで磨き込んだ黄楊の駒は飴色に輝き、将棋というゲームの芸術性に工芸の美、道具の美を添えてくれる。
その昔、将棋人口は1千万人ともいわれた。どこの家庭にも将棋盤と駒があった。その後、娯楽は多様化し将棋から日本人は遠のいていった。そしてデフレの現在、お金が掛からず頭脳活性化に最適な将棋が見直されようとしている。
それに加え今、
上海での将棋ブームがある。中国にはシャンチーという素晴らしいゲームがあるのにどうしたことか。ある一人の中国人が日本で将棋を学びその素晴らしさに感動し上海で広めたそうだ。まずは上海の小学校の校長に掛け合って、将棋によって学業(具体的には数学)の成績がよくなると約束しその通りになった。
よいと分かれば拘らない。そこは中国人の素晴らしい面だろう。上海の小学校に広がった。シャンチーではダメなのだろうか。わたしの印象では将棋は確かに頭を活性化する。シャンチーももちろんその機能を持つだろうが将棋が勝ると思う。チェスについても同様だ。
だからなのだろう、チェスのトレーニングに詰将棋を用いるプレイヤーがいると聞く。チェスやシャンチーにはあり得ない数百手にも及ぶ長手数の詰将棋。頭の中だけで数百手先までイメージするのは大変な能力が必要だ。
ショー・シャンチェスの冒険
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