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カテゴリー「シャンチー」の記事一覧

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Qianhong

強力な無料シャンチーソフトの話だ。

うん?どこかで聞いた。そう、前回もそんなフレーズだった。
実はシャンチェスの冒険はシャンチーとチェスでシンメトリーなのだ。

qianhong_about.jpgソフトの名前は Qianhong。これは「浅紅」という意味だ。チェスの Deepblue は知っているだろう。Deepblue で「深青」という意味だ。もう説明はいるまい。

場所はここだ。 http://www.jcraner.com/qianhong/
とても楽しくて強いシャンチー・ソフトウェアなのだ。

qianhong.jpgそしてその強さの中身は ElephantEye だ。

ただし、Qianhong はシャンチーの思考エンジンがプラグインという形で提供されている。標準のインストールでは Aianhong オリジナルの思考エンジンが使えるようになるだけなのだ。ただしこいつはあまり強くはない。

強い思考エンジンは別途ダウンロードしてインストールする。現時点で用意されているプラグインは、ElephantEye 3.1、ElephantEye 1.05、keplugin v1.4、VsccPlugin v1.1 の4つだ。

また、いく種類ものシャンチー駒を選んでプレイすることができるのだ。
下にその一部をいくつか選んで載せたので楽しんでくれ。

q_t.jpgq_b.jpgq_w.jpg
q_x.jpgq_r.jpgq_wx.jpg

ElephantEye 3.1 の強さについては以前に説明したが、その最強設定であるレベル5の「Overwhelming」とは「対抗できない圧倒的強さ」とでもいう意味で、実際わたしにとっては、どうにもしようのない圧倒的強さである。

どうだ、この ElephantEye の Overwhelming とやらを体験してみないか!

ショー・シャンチェスの冒険

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ElephantEye

ElephantEye は強い!

久しぶりにシャンチーの話しだが何が進展したわけでもない。ただ、目標となる強いソフトが定まったのだ。それが今回紹介する ElephantEye だ。

i-chugokushogi.jpgその前に「i-中国象棋」を忘れてはならない。わたしは未だ1200点氏を卒業できない。つまり2級止まりだ。

このソフトの強さには不満はない。ただし、棋譜管理やソフト自体の完成度には大変不満がある。キャラとの対戦に勝ちよいシャンチーが指せたので保存したいなどということができない。そもそも保存可能な棋譜形式に WXF がないのだ。

保存のためには予め棋譜をスタートしなければならないようだ。ようだというのはこんな面倒なことするものかと一度もしたことがないのだ。まぁ、いいだろう。とにかく強さには満足しているのだ。このソフトとは棋譜の内容など関係なく今後も何度でもぶつかり稽古をするのだ!

elephanteye.jpg
そしてこれだ。ElephantEye。これも強いソフトだ。しかもフリーソフトウェア。ぐるぐる(Google)すれば直ぐに出てくる。ElephantEye というのはシャンチーエンジンでユーザインターフェースは別にいろいろあるのだ。一々リンクを埋めるのが面倒になった。

これは棋譜管理にもよいと思っている WXF 形式が可能だ。その他 ICCS 形式も可能だ。これも i-中国象棋同様、最強には歯が立たないので、わたしは幼稚園コースからのスタートだ。

実際には幼稚園コースなどはない。0-Beginner、1-Amateur、2-Expert、3-Master、4-Grand Master、5-Overwhelming の5段階だ。Overwhelming とは「対抗できない圧倒的強さ」とでもいうところか。実際やってみたらその通りだった。まずはレベル0の Beginner から始めようじゃないか。

今後、よい棋譜ができたら WXF 形式で保存しながら本ブログにて紹介していきたい。勝ったときにはさんざん自慢してやるぞ。

ショー・シャンチェスの冒険



Coffee Chinese Chess 0.6

さあ、CCC (Coffee Chinese Chess 0.6) で腕試しだ!

depth4 から depth9 まであるので Default の depth6 が強すぎたら depth4 から始めればよい。
この Java によるプログラムが気に入ったら Coffee Chinese Chess をブックマークしよう。

  Coffee Chinese Chess 0.6


前にも掲載したものだが、下はわたしと depth6 との一戦だ。勝ちがなくなってからはプログラムの水平線効果なのか depth6 は無意味な手の連発となってしまった。


どうだろう。自分の棋譜を残して再生可能にして発表するというのも面白いのではないか。諸君のCCCと戦った結果の棋譜投稿は歓迎だ。

ショー・シャンチェスの冒険


シャンチー棋譜完全解説

まずは depth6 を撃破したのだ。

今回は「シャンチェス 対 Coffee Chinese Chess 0.6 Default(depth6) の棋譜」を完全解説する。

coffee-chinese-chess-06-won.jpg将棋や囲碁の棋譜ように直接貼り付け方式ではないがご容赦願いたい。いろいろ事情があるのだ。そもそもわたしの感性にピタッと来るシャンチーの棋譜再生プログラムがないのだ。

それでもあるだけありがたい。中国語バージョンによさそうなものがあるのだが文字化けしてしまう。コードページを中国語にしてみたりしたが、そうすると今度は他に影響が出てしまう。

今回のものはやっと見つけた何とか使える代物だ。しかし英語バージョンで棋譜形式は独自であり Coffee Chinese Chess の棋譜を自力で変換しなければならない。今回は手作業だっが次回以降は変換プログラムを作ろうと思っている。さてそんなことはどうでもよいが..

シャンチーの棋譜を読むためにについて1つ2つ説明しておこう。

xmen.gif画像はシャンチーの駒だ。その下には盤がある。駒にはそれぞれの駒を1文字で表す英字記号と英字名称、読み方の説明がある。拡大して見てほしい。K(King)、A(Asistant)、E(Elephant)、H(Horse)、R(Rook)、C(Cannon)、P(Pawn)だ。

なお、キングはジェネラル(General )、アシスタントはマンダリン(Mandarin)、ルークはチャリオット(Chariot)、ポーンはソルジャー(Soldier)と呼ばれることもあるらしい。

xboard.jpgシャンチーの棋譜はチェスや将棋(座標方式)とはその考え方が異なるが馴れると合理的な方式だということが実感できる。

盤にはその上と下に数字がふられている。その数字が棋譜を読む際に重要なのだ。先手も後手も1は右手側から始まっている。また、欧米では上下とも英数字だが、中国と日本では上は英数字だが下は漢数字になっている。例で説明しよう。

1. 炮二平五 砲8平5   2. 馬二進三 馬8進7   3. 車一平二 車9進1 ..これは順主炮という定跡の出だしだが、これを欧米式記号で書くと 1. C2.5 C8.5   2. H2+3 H8+7   3. R1.2 R9+1 ..となる。

C2.5 は2筋のC(キャノン/炮)が5筋に平行移動する、H2+3 は2筋のH(ホース/馬)が3マス進むという意味だ。ここにはないがその他、車二退五などという表現がある。欧米式では R2-5 と表し2筋のR(ルーク/車)が2マス戻るという意味になる。

次回にはもう少しレベルの高い実戦棋譜を見せたいと思う。

ショー・シャンチェスの冒険


I LOVE XIANGQI.

シャンチーくんよ、きみはどんだけ人気がないのだ!

playing-xiangqi.jpgチェスは日本においてメジャーとはいえないまでもそこそこ人気があるようだ。将棋の足もと辺りには届いているのではないか。それに比べシャンチーは足の小指にたまった爪の垢程度の存在ではないだろうか。

わたしのシャンチーはパソコンソフトとの実戦・実戦・実戦で負けてばかりだ。チェスは本ばかり読んでいる。この対比が面白いところだ。

しかし、シャンチーは果たして本を読まずして実戦ばかりで強くなれるものか!?わたしがシャンチーで負けるパターンはほとんどがウッカリだ!(おじいちゃんったら)ウッカリがなかったら優勢を経て常に勝つことができそうだ。

street-scene.jpgでは、ウッカリとは何か?そう、馴れていないということだろう。あるいはおじいちゃんということだ。それならば実戦によって馴れれば解決しそうだ。

その先 にはミスをしないのに勝てないという状況もあるだろう。そのレベルでは実戦が解決するとはいいきれない。やはり定跡研究や何か本質的なブレークスルーが必要になるのだろう。

おやおや、まだまだ、そんな心配など必要ないのである。今日もまた1300点に負かされる日々なのである。それでもシャンチーは面白い。

早く有段者になりたいものだ。 I LOVE XIANGQI !!

ショー・シャンチェスの冒険


i-中国将棋

わたしのシャンチーは無手勝流なのだ。

i-xiangqi.jpgここでいう無手勝流とは定跡知らずの自己流という意味だ。所司和晴さんの本で中炮(中飛車って感じ?)と屏風馬(ツーナイツディフェンスって感じ?)を覚えたつもりだったが、何となくしか覚えていないのだ。

この何となくの意味は自分の指す最初の2手だけはしっかり憶えているぜ!って意味でもある。シャンチーにおける定跡とは何となくではいけないのだ。当初は何となくでよいのだと思っていたのだが実はそうじゃなかった。

で、パソコンソフトの「i-中国将棋」は定跡を覚えるのが面倒なわたしのシャンチーの先生なのだ。1200点と1300点としか戦ったことがない。(各キャラには名前があるが読めやしない)特に1300点にはよく負けるのだ。いくら負けてもシャンチーは面白い。

くやしいのは戦っている途中でメモリー不足とか宣ってダウンしてしまうのだ。そして再起動すると点数が減っている。負けたことになっている。負けちゃいないぞ!狭い部屋にわたしの声が寂しく響き渡るのだ。

それでもこのソフトは気に入っている。なんてたって2300点は日本チャンピオンクラスの実力だ!?これに勝つまで続けるつもりだ。2600点まであるって?うーん、そのお方はわたしには死ぬまで勝てない先生なのだろう。

ショー・シャンチェスの冒険


シャンチーの道具

シャンチーの道具はたくさん持っている。

xiangqi-wooden-piece.jpgそんななかわたしが初めて手に入れた駒がこれだ。どこで買ったものかまったく記憶にない。直径35mm。木製でシャンチーの駒にしては品質も悪くない。

確かルールを覚える前に購入したのだ。そしてルールを覚えたような気になったのちに駒の役割は終わった。20年以上前の話だと思う。そして浦島太郎は2008年にこのシャンチー駒のふたを開けた。煙が出たような出ないいような。それでもすっかりじじいになった。ふたを開ける前と変わらないのだ。

道具の話しだった。シャンチーの盤駒は2008年7月の中国旅行でたくさん買ってきたのだ。それは追々紹介しよう。そのときに買った木製駒は一組だけであとは全部プラ製だ。プラ製ではあるが気に入ったので何組か買ったのだったが、今思えばやはり駒は木製がよい。

littlexiangqi.jpgこちらは24mm。銘駒図鑑で何組か希望者にプレゼントしたものだ。送料までわたしが出したのだが人気がなかった。つまり只でもいらんというわけだ。確かに品質はお粗末だが十分に遊べるし旅行用には最適だ。今でも遅くないぞ!

さて、駒というものはやはり木製がよい。わたしのお気に入りは一番デカイ木製駒だ。75mmあるのだ。もう一つ55mmのものもある。これもお気に入りだ。

結論をいおう。シャンチーの駒は出来ることならデカイほうがよい。そして木製がよい。盤は手作りだ!

ショー・シャンチェスの冒険


シャンチー入門

今更だがシャンチー入門の話題だ。

xiangqi-nyumon.jpgシャンチーは日本語で読める入門書や定跡書が実に少ない。わたしが知る限り4冊しかない。それもすべて絶版だ。それが一番の問題だが、そもそも人気がないから本がないということなのだろう。鶏と卵だ。

そのなかで一番信用できる本がこれだ。「シャンチー(中国将棋)入門」。将棋プロ棋士の所司和晴さんによる。初級段階で必要なことがすべて書いてあると思う。わたしもまずはこの本に取り組んだのだ。

この本は自信を持ってお薦めできるが、絶版であり古本で1万円以上するようだ。なぜ人気のないシャンチーなのにこれほど高いのか。必要な人は高くても買うのだろう。ただ買う人の数はとても少なく売る側は高値で待っているということなのだろうね。

xiangqi-nyuumon-jyoseki.jpg「入門から定跡まで 中国象棋」。
こちらはどうだろう。入門には十分な本だと思う。紙製だが駒と盤がついているので直ぐに指してみることが出来るはずだ。

現在、750円でヤフーオークションに出ている。最初500円で出されたようだ。いつもなら500円で買えるようなものだが今回はほしい人がいるようだ。これも稀少な本のはずだ。シャンチーを覚えてみようという方は手に入れてほしい。

というわけなので、多くの人にとってシャンチーはネットで学ぶしかなさそうだ。しかし今回初めて知ったのだが、所司和晴さんがシャンチーを学ぶのに最適な素晴らしいホームページを作っている。これを見れば書籍「シャンチー(中国将棋)入門」は不要かもしれない。

シャンチー(中国将棋)ホームページ
所司和晴 シャンチー(中国将棋)入門コーナー
基本の詰み形
詰めの練習問題
シャンチー布局(定跡)順手炮直車対横車
シャンチー布局(定跡)中炮対屏風馬
所司和晴ワールドマインドスポーツゲームズ(WMSG)対局集

わたしも今週は⑥の所司和晴さんの対局集で勉強したいと思う。
昨日まではこのサイトを知らなかったのだ。

ショー・シャンチェスの冒険


スターウォーズ

シャンチーはスターウォーズだ!

starwars.jpgシャンチーを指し始めて直ぐにそう思った。シャンチーの駒は高速で宇宙を飛び交う宇宙船。そんなイメージだ。

シャンチーには「炮」という駒がある。炮は自分や相手の駒を飛び越えた先にある駒を取る。敵味方それぞれに炮が2つと車(飛車に相当)が2つだ。これがスターウォーズの原動力だ。世界中で楽しまれているこんな面白いゲームが日本ではさっぱりだ。その原因を考えると2つのことが思い当たる。

1つは将棋だ。これがあれば他は要らない。そう思えて当然。わたしも将棋が大好きだ。シャンチーは将棋と同じ仲間で将棋より面白さが劣る。完成度も劣るのではないか。だって砦や河があるんだぜ。それに駒と駒の間がスカスカじゃないか。そんなものまで手を出していられない。将棋で十分。そんな声が聞こえてきそうだ。

a-xiangqi.jpgもう1つは国民性の違い。シャンチーは前置きが少ない。将棋は前置き・儀式ともいえる手順によってお互い合意した方向へ向かう。シャンチーは突然パンチが飛んでくる。その手のほとんどが攻撃なのだ。この辺りがあまり好みでないのかも知れないと思うところだ。

しかし将棋が出来るならば、息抜きにシャンチーはもってこいだと思う。よく分からない同士で遊んでしまってよいのではないか。シャンチーは将棋のサイドメニューに絶好だ。

もちろんシャンチー自体が奥が深い。この頃特にそう思うのだ。将棋やチェスはすべてが見えている気がするのだ。しかし簡単ではない。遠くに見える富士山やエベレストのようだろうか。だが見えているのだ。ところがシャンチーは山々に隠れた滝があるようだ。隠れた滝はいくら目がよくても見えない。この感覚がシャンチーが上達したときどのように変わるだろう。それが楽しみだ。

ショー・シャンチェスの冒険


本場でシャンチー

2008年7月初旬中国へ旅行をしたのだ。

play-xiangqi.jpgその直前にシャンチーのルールを覚えていたので本場のシャンチーのゲームを観戦したいと思っていた。これがそのときのゲーム風景。お茶のペットボトルをいくつか持って行き観戦させてもらった。近くで座って観ろと椅子に座らせてくれた。写真もOKだ。

駒は手のひらにようやく収まるほどの大きさ。相手の駒の上に叩き付けて相手の駒だけすぅーと引き抜く。盤は手作りのアバウトなものだ。両者とも大変手慣れたものだ。指すスピードがとても速い。観ているとタバコを勧められた。断ると今度はシャンチーをおまえがやってみないかという仕草。これも断ると残念だという顔。1時間ほど観ただろうかお礼をいってこの場をあとにした。この時の印象は強烈だった。わたしもシャンチーをやろうと決心していた。

doctor-xiangqi.jpgそのあと、中国人ドクターと実戦のチャンスが訪れた。迷ったが思い切って対戦した。わたしは将棋の力のみが頼りだ。定跡は分からない。ドクターは軽やかに指してくる。わたしは長考に次ぐ長考。終盤になり奇跡というか寄せの構想が浮かんだのだ。結果はその構想通りに勝つことができた。運がよかった。

わたしはこの勝利に気をよくして更にこのあと、子供のころからのシャンチー腕自慢の若者と勝負することになる。正確に覚えてはいないが3、4番指しただろうか。全敗だった。当然といえば当然だが、もう少し馴れれば勝てそうな手応えもあった。わたしは再戦を約束したのだった。

帰国後、定跡を覚えようとしたのだが未だに覚えられない。歳を取って記憶力が弱くなったようだ。視力も弱くなったわたしだが、救いが一つある。シャンチーの駒は何しろデカイ。

ショー・シャンチェスの冒険


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HN:
ショー・シャンチェス
性別:
男性
職業:
ボヘミアン
趣味:
5 GREAT GAMES
自己紹介:
2010年3月8日、突如、チェスを始めた。将棋(四段)以外は初心者、初級者のわたしだ。チェスを始めると同時にブログ「ショー・シャンチェスの冒険」を始めた。 そののち2010年4月30日、バックギャモンを始める。現在夢中になっている。
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