今更だがシャンチー入門の話題だ。
シャンチーは日本語で読める入門書や定跡書が実に少ない。わたしが知る限り4冊しかない。それもすべて絶版だ。それが一番の問題だが、そもそも人気がないから本がないということなのだろう。鶏と卵だ。
そのなかで一番信用できる本がこれだ。「シャンチー(中国将棋)入門」。将棋プロ棋士の所司和晴さんによる。初級段階で必要なことがすべて書いてあると思う。わたしもまずはこの本に取り組んだのだ。
この本は自信を持ってお薦めできるが、絶版であり古本で1万円以上するようだ。なぜ人気のないシャンチーなのにこれほど高いのか。必要な人は高くても買うのだろう。ただ買う人の数はとても少なく売る側は高値で待っているということなのだろうね。
「入門から定跡まで 中国象棋」。
こちらはどうだろう。入門には十分な本だと思う。紙製だが駒と盤がついているので直ぐに指してみることが出来るはずだ。
現在、
750円でヤフーオークションに出ている。最初500円で出されたようだ。いつもなら500円で買えるようなものだが今回はほしい人がいるようだ。これも稀少な本のはずだ。シャンチーを覚えてみようという方は手に入れてほしい。
というわけなので、多くの人にとってシャンチーはネットで学ぶしかなさそうだ。しかし今回初めて知ったのだが、所司和晴さんがシャンチーを学ぶのに最適な素晴らしいホームページを作っている。これを見れば書籍「シャンチー(中国将棋)入門」は不要かもしれない。
【
シャンチー(中国将棋)ホームページ】
①
所司和晴 シャンチー(中国将棋)入門コーナー
②
基本の詰み形
③
詰めの練習問題
④
シャンチー布局(定跡)順手炮直車対横車
⑤
シャンチー布局(定跡)中炮対屏風馬
⑥
所司和晴ワールドマインドスポーツゲームズ(WMSG)対局集
わたしも今週は⑥の所司和晴さんの対局集で勉強したいと思う。
昨日まではこのサイトを知らなかったのだ。
ショー・シャンチェスの冒険
PR
COMMENT
シャンチー(中国将棋)入門
紙盤と木製駒が付いてましたね。
対戦する相手がいるわけでもなく、一回読んでそのままになってました。
ホームページで所司先生の実戦譜も見れるのですか。知りませんでした。
図面が多いのは助かりますね。
棋譜並べがちゃんと出来ているかチェックもしやすそうです。
私もシャンチェスさんを見習って勉強しますのでよろしくお願いいたします。
Re: シャンチー(中国将棋)入門