それが分かるならわたしが知りたい。
将棋の場合ならなんといっても終盤だ。それは経験上分かっている。チェスも基本は同じだろうが、将棋とはそのバランスが少し違うような気もしている。現時点での想像だがチェスは「中盤が一番重要である」という気がしている。わたしの場合、今はチェスのピース(Pieces)に馴れるという意味でポルガーの3手詰めパズルを何百と解いている。
次に序盤、そして最も重要な(と思う)中盤に取り組む予定だ。
比較的簡単な取り組みとしてわたしが最初に考えたのは、チェス盤の空間掌握だ。将棋の場合、5六銀といわれれば動きが頭に浮かぶ。当然チェスにおいても Nf4 といわれれば直ぐに動きが頭に浮かぶことが必要だ。
チェスの棋譜を読めば頭の中だけで再現できイメージを捉えることができる。これが必要だろうと考えた。チェス空間の完全掌握だ。
ただしこれはチェスの棋力とともに可能になっていくことであり、こればかりを訓練しても仕方あるまい。ただこのことを常に頭に置いておくことが大切だと思うのだ。
そして、最初に成すべきことはピースの働きに馴れることだろう。
将棋脳であるわたしが最初にクリアすべきなのは、ポーン、ナイト、クイーンの3つだと考えた。えーっとナイトの効きはこことここだからぁーとこれではダメだ。盤面とナイトを見た途端にイメージとして把握できる必要がある。
今、ポルガー本にはそれを意識して取り組んでいるのだ。わたしは盤には決して並べない。すべて頭の中で「速く確実に」イメージを浮かべ解決できることを目標にしている。しかしそれは言い訳であり並べるのが面倒。これが本当の理由かも知れない。人は自分の現実に理由を付けたがるものだ。実際は人それぞれだろう。
ポーンはいうまでもないだろう。省略する。クイーンは縦横に移動したあとの斜めの効きの力をウッカリすることがある。将棋にはない強力すぎる駒だからだ。また、縦横の効きで盤面を抑えて斜めの効きで仕留める。こんな感覚も将棋にはないものだ。
そして、やはり実戦は無条件に重要だ。
わたしの場合は今の段階ではチェスソフトが相手だ。ソフト相手にじっくり考えてチェスの手というものを理解したい。理解の前に早指しは禁物と考えている。しかし最終的には早く指せなければ意味がない。その段階ではネットで対人が必要だ。
目標はあるのか!?
そう、わたしの場合は目標はレーティング2100点だ。もちろん対人で時間制限付でだ。先月に始めたばかりなのにいうことがデカイ。まぁ、チ○コと目標はデカイほうがいいと昔からいわれているのだ。
ポルガー本は現在810問までクリアした。1000問まで行ったら残りの3手詰めは一端保留して5手詰めに行こうと思っている。その後は序盤と中盤の研究だ。いずれポルガー本は全ページクリアするつもりだ。
ショー・シャンチェスの冒険
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