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カテゴリー「チェス」の記事一覧

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無料Flashチェスゲーム

今回は「無料Flashチェスゲーム」を4つ紹介しよう。

Flash というのは Adobe 社のウェブテクノロジーの1つだ。わたしの専門分野だが詳しくは説明しない。(何だっ?)とにかくウェブ上でチェスゲームが無料で楽しめるのだ。それでいいじゃないか。
giko.jpgギコチェス
このギコチェスに勝たなければチェスに入門できたとはいえないのだ。これはチェスを覚えてからこのギコチェスに何十連敗中というブログで見つけた。自称チェス2級のわたしには楽勝なのだ。負けるのが難しい。悪手やただ取られを連発してくれるという癒し系だ。しかし、キャラもかわいく?入門者に最適だと思う。チェスのルールを覚えたならまずは直ぐにこれと戦ってみよう!

beta.jpgチェス入門β
既に何度もこのブログで紹介済みのチェス入門βだ。レベル1がレーティング500点で最強のレベル6は1220点程度あるのだ。わたしはチェスを覚えて1週間で1220点を獲得したのだ。このブログで随分自慢したのだから覚えているだろう。プレイした結果でレーティングが増えていき達成感を味わうことができる。

watype.jpgFlashチェスゲーム
これには強さがレベル1から4まである。レベル4はなかなか強そうだ。チェス入門βを卒業したわたしにはウェブ上においては最適なチェスゲームのように思う。盤駒も見やすいし今後ここがわたしのチェス実戦トレーニング場になるかも知れない。また、棋譜が常に表示され、Copy ボタンでクリップボードに棋譜をコピーできる。

chess3.jpg
flash CHESS Ⅲ
3Dのボードだ。対戦レベルは低い順から、Beginner、Casual、Advanced、Guru の4つから選ぶことができる。対戦後「Replay / PGN」ボタンを押すと棋譜再生ができ対戦内容の検討が可能だ。また PGN 形式の棋譜をコピーすることも可能だ。

今回は4つの「無料Flashチェスゲーム」を紹介したがウェブ上にはまだまだ数多く存在することだろう。また、よいものが見つかったら改めて紹介したいと思う。

ショー・シャンチェスの冒険

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カスパロフ対ディープブルー第1局

1997年5月11日ニューヨークで行われた人間対コンピュータ世紀の一戦。カスパロフ(Garry Kimovich Kasparov)対ディープブルー(IBM製コンピュータ)の6番勝負の第1局の棋譜をここに掲載する。


ショー・シャンチェスの冒険


ディープブルー vs カスパロフ

実にエキサイティングな出来事だ!

人類最強対コンピュータ最強のチェス6番勝負のことだ。6番勝負は2度行われている。

deepblue-book.jpg1度目は1996年2月17日、フィラデルフィアで行われた。カスパロフ(Garry Kimovich Kasparov)対ディープブルー(IBM製コンピュータ)の戦いは人類代表が4勝2敗で制した。カスパロフは1秒間に1億手を読むコンピュータに勝ったのだ。

2度目は1997年5月11日、場所はニューヨークだ。今度は改良されたディープブルーが3.5勝2.5敗で勝利した。このとき新しい歴史が刻まれたのだ。この本「ディープブルー vs カスパロフ」はそのときの記録である。

この本を購入したのはおそらく12年ほど前だ。わたしはこの本を理解したくてチェスを覚えようと計画していたのだ。しかしである。計画倒れで今日までその計画は倒れっぱなしだったのだ。購入して12年。今ようやく読み始めた。

deepblue-kasparov-1-1.jpgその内容を自分なりに理解したうえで今後少しずつ自分の言葉で解説していこうと思う。今回はそのさわりだ。

カスパロフの1手目は Nf3(右のナイトを f3 へ)。レティオープニングというそうだ。カスパロフはディープブルーの用意した定跡データベースを外すという戦略だ。

そしてそれ以降の今回の図面までの指し手は右のポーンを進める g3 と左のポーンを進める b3 、そして左のビショップを活用する b2 までだ。

g3 と b3 の意味はポーンが進んで空いた空間にビショップを活用しようということだ。これをフィアンケットという。ビショップを動かす前に2つのポーンばかり進めたのは、これも定跡外しの戦略の一環だ。

ディープブルー側の1手目は d5 。まずはポーンで中央を確保。次に Bg4(ビショップが g4 へ)。これは場合によってはビショップでナイトを取って(B×f3)、ポーンで取り返させる(e×f3)ことで形を悪くするというねらいだ。ポーンが2つ縦に並んだ形(ダブルポーン)は悪形なのだ。

1. Nf3, d5  2. g3, Bg4  3. b3, Nd7  4.Bb2, ..

【追伸】 究極のチェスを完読したのだ。 ..とはいえ時間を置きもう一度読もうと思っている。

ショー・シャンチェスの冒険


ポルガー本

未だに「究極のチェス」と格闘中だ。

だんだん読むのに使う時間が少なくなってきた。(読まなくなったという意味)究極のチェスは全101問の次の一手集だ。現在82問まで解いたのだ。直ぐに答えを見たものもある。かなりよい本だと思う。さすがボビーフィッシャーだ。感心する手ばかりである。

chess-problems.jpgそんな牛歩の最中ながら新しい本を2冊購入した。1つは「CHESS 5334 Problems, Combinations, and Bames / Laszlo Polgar」という本だ。大変分厚い本でその厚さは6cmもあるのだ。

1手詰めが306問、2手詰めが3412問、3手詰めが744問、ミニチュアゲーム(短手数の棋譜)が600局、簡単なエンドゲームが144問、次の一手が128問という感じだ。問題のレベルは全体的にそう高くはなさそうだ。取り組みは少し先になるかも知れないが追って報告したい。

practical-chess.jpgもう1つはこれだ。ポルガーのついでに注文したという感じ。
本の厚さは14mm。全600問の次の一手集だ。

少しながめただけだが面白そうだ。究極のチェスよりは簡単なイメージだが実際のところは読んでみなければ分からない。こちらも報告を待ってほしい。

この冒険では本を読んで学習し、実戦(対ソフト/対人間)をしていく課程を記していきたいと思っている。したがって本もたくさん出てくるのだ。読まない本だって買うのだ。(えっ!)覚悟してほしい。

ところで、チェスはよい道具を1組だけほしいと思っている。2~3年あとでよいと思っていたが人が買うのを見て1年以内ぐらいにほしいとかなり短縮したのだ。このほしがり屋め!

ショー・シャンチェスの冒険


チェスの道具

昨日、チェスの道具が増えたのだ。

minichess.jpg研究 用にチェスの小型セットを買った。ダイソーで税込み420円だ。サイズは235mm×185mm(縦×横)でデスクサイドに置いておける。旅行用にもよさ そうだがハデハデなのがちょっと恥ずかしい。チェスは今まで並べて研究などしたことはないが、このハデハデがきっかけになればと思う。

ところで「究極のチェス」は未だ読み終えていない。わたしの冒険は歩みが遅いのだ。ブログを毎日書けるほど冒険は進まない。したがってどうでもよいことを 書く羽目になるのだ。

467492db.jpgわたし のチェスはまだ道具に拘るほどの実力がない。それでもいつかよい道具を手にしたい。将棋ではよい駒と盤を手に入れようと思えば数十万は必要になるだろう。

それに比べチェスの場合は数万も出せば最高クラスのセットが手に入るようだ。しかしまずは強くなることが先決だ。購入はあとのお楽しみだが買うときは木製のベーシッ クなものをと考えている。サイズは100mm(キング)だ!

今あるものは東急ハンズで購入した。サイズは75mm(キング)。値段は忘れた。情けないことに一度も使ったことがないのだ。それでもわたしのチェ スライフの前半はこのセットが活躍することになるだろう。

ショー・シャンチェスの冒険

チェスの定跡

チェスの定跡は未だ覚えられない。

329be7be.jpg「ヒガシ コウヘイのチェス入門 定跡編」。
この本は昔から我が家にあった。その昔、チェスを覚えようと購入したのだ。しかし、読んだのはルールのページだけだった。そしていつかちゃんとやろうじゃないかと本は閉じられ15年以上が経った。

そして今回、定跡を覚えよう!確か本があったはずと探したが見つからず、アマゾンで古本を注文した。21円+送料(340円)だった。送られてきた本は新品のようだった。

「究極のチェス」を読み終えたら読むつもりだ。その前にザッと眺めてみたが、定跡辞典のようだ。面倒くさい。ダメ人間め!

Uedemann-code.jpgところでこの本の最初のほうに書いて ある「Uedemann code」というのが、わたしの気を引いた。電報用のチェス記号だ。

白が第1手を知らせる..GEGO
黒が次の手を返信する..RERO

という具合だ。なぜだろうか、これがとても気に入った。現代なら電子メールやチャットで使えそうだ。この記号システムはきっと使うときが来るはずだ。

うん?シャンチェスは定跡を知らないのにどうやって指しているのかって。まずはコンパクトに美濃囲い(キングサイドキャスリング)で、そのあとは相手の出方次第。具体的に公開しよう。こちらの手のみ記す。相手の手が関係ないというのは前代未聞というかバカというか。

① GEGO ..囲うためにビショップを追い出す道を開く。
② KAHI ..  囲うためにナイトを追い出す。
③ HADO ..囲うためにビショップを追い出す。
④ GAKA ..そしてついに囲う。

この4手だ!笑ってよい。初心者とはこんなもんだろう。作戦負けからのスタートだ。しかしこれでチェスタイタンのレベル10に勝ったのだ。これからは笑われないように少しずつ定跡を覚えたい。

ショー・シャンチェスの冒険


フィッシャーのサクリファイス

「究極のチェス」より1問抜き出してみた。

game47q.jpg先手白のボビーフィッシャーの次の一手は何か?
(問題画像と解答画像は拡大可能)

昨日は、将棋・シャンチーの調子が悪く、チェスはお休み。落ち込んだり浮かれたりの繰り返しだ。「究極のチェス」は全101問あり半分くらい進んだだろうか。のんびり読んでいるのでなかなか終わらない。

さて、この問題を見て最初に目についたては Rdf1(白の左のルークを f1 に移動)だ。これに対する黒の手は Rf8 で受ける以外はないだろう。次の手は R×h5(白の右のルークでナイトを取る; × は駒を取る意味)と考えた。そして g6 でどうだ!

game47a.jpg
しかし、ボビーフィッシャー(白)の指した手は R×h5 だ!
解答図を作ったので見てほしい。

①白番: 右のルークでビショップを取る.. これが「フィッシャーのサクリファイス」。サクリファイスとは「戦略上の駒の犠牲」という意味だそうだ。将棋では常識的な手法だがチェスではやりにくい。フィッシャーはいう「わたしは頻繁にこのサクリファイスをした。特許を申請したい気がするよ」。ここでの「このサクリファイス」とは端のナイトをルークで取るパターンという意味だろう。

②黒番: ナイトで白のルークを取る。
③白番: クイーンで黒のポーンを取る。
④黒番: ビショップを引いて守る.. この意味が分からなかった。一手前に受けるということかもはや適当な手がないということか。
⑤白番: 白のクイーンを一歩前進.. 黒のキングをシバルということ。
⑥黒番: ルークで白のナイトを取る.. 適当な受けがなく紛れを求める。
⑦白番: ポーンで黒ルークを取る。
⑧黒番: ルークで白のポーンを取る。
⑨白番: ポーンを一歩進める.. 黒キング周辺を弱体化する。
⑩黒番: 一歩進めた白のポーンを取る。
⑪白番: ルークを右端に移動.. クイーンとの連携で仕留める準備。
⑫黒番: クイーンを移動し守ろうとするが..
⑬白番: クイーンを一歩進めとどめをさす.. 黒はここで投了。その後は、Kf8 に Rf1+ でメイト(詰み)。 + はチェック(王手)の意味。

ショー・シャンチェスの冒険


究極のチェス

入門書を読み終わり、「チェス入門β」を相手に自称チェス2級となり、さて次はと小考。

bobby-book-2.jpg「ボビー・フィッシャーの究極のチェス」=ボビー・フィッシャーの実戦からの次の一手集。これで学ぶことにした。現在、1/3ほど読んだが実によい本だ。本来なら何度も何度も読んで考え頭にたたき込むべきだと思うが、残念ながらそこまでの根性はない。

まずは一通り読んでから、次の相手に選んである「チェスタイタン」(Chess Titans)と戦おうと思う。しかしもう既に少し試したのだ。規定値のレベル5には簡単に勝つことができた。最強のレベル10にも1勝2引き分け(すべてステールメイト)だ。ステールメイトは今まで知らなかったルールだからだろうか、一度悔しい思いをしたのにまたもやってしまった。

どこかのサイトに書いてあったが、このレベル10に常勝できるようなら レーティングは1700点ほどではないか、そしていい勝負なら1450点とのことで ある。

Chess-Titans.jpgチェスタイタンは Windows VISTA に標準搭載されている。グラフィックスがとても綺麗だ。ただし、レベル10だと思考時間がやたら長い。ちょっとやってみた感触では、新しい学習をしなくても馴れれば常勝できるようになりそうに思う。まずは究極のチェスを読破しよう。レベル10とはそのあと勝負だ!

最後に究極のチェスに書いてあった「羽生善治名人からのひとこと」を紹介しよう。「チェスは凝縮された空間で表現される芸術である。フィッシャーのチェスは初手から終局までよどみや無駄な手が一手も無い。この本からフィッシャーのチェスの連続性、芸術性、意外性とチェスの魅力を感じて頂ければ幸いです。」

ショー・シャンチェスの冒険


チェス入門

2010年3月8日(月)チェスを始めた。

bobby-book-1.jpg最初に読んだ本がこれだ。「ボビー・フィッシャーのチェス入門」。序盤の定跡が一つもなく中終盤の問題集といった内容。好感が持てた。自分の入門には最適と感じた。将棋がある程度出来る人間には最適だろう。3日で読み終えることが出来た。

チェスにはもともと興味はあったが本気で取り組んだことは一度もなかった。ルールも今回の入門まで1/3ほどは分かっていなかった。アンパッサンを知らなかった。今回、ステールメイトの意味を知り少し驚いた。

歳を取ってから新しいことに挑戦するということはなかなか面白い。どの程度まで強くなれるだろうか。大袈裟なようだがこれはわたしにとって一つの冒険だ。

R1220.JPG次に「チェス入門β」というウェブの無料ソフトと戦うことにした。レベル6が最強でレーティングは1220点ほどだそうだ。最初の目標はレベル6を負かしてレーティング1220を獲得することに決めた。そして1週間ほどで1220点を取った!(画像参照)これが3月8日から1週間の出来事。

チェスには世界共通でレーティングという強さに応じた点数が定まっていて、それは概ね次のようだ。

世界チャンピオン : 2800
グランドマスター : 2600
日本チャンピオン : 2300


また、国内ではレーティングに合わせて段位をJCAが認定しているそうだ。

初段     1500点
二段     1700点
三段     1900点
四段     2100点
五段     2200点


1220点を獲得したわたしは概ね2級といったところか。入門して1週間で2級。しかしこれにはわけがある。わたしは将棋四段だ。といっても町道場の弱い四段だ。早く上達したのはこの「将棋エンジン」の力だろう。

ショー・シャンチェスの冒険


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HN:
ショー・シャンチェス
性別:
男性
職業:
ボヘミアン
趣味:
5 GREAT GAMES
自己紹介:
2010年3月8日、突如、チェスを始めた。将棋(四段)以外は初心者、初級者のわたしだ。チェスを始めると同時にブログ「ショー・シャンチェスの冒険」を始めた。 そののち2010年4月30日、バックギャモンを始める。現在夢中になっている。
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