まずは depth6 を撃破したのだ。
今回は「
シャンチェス 対 Coffee Chinese Chess 0.6 Default(depth6) の棋譜」を完全解説する。
将棋や囲碁の棋譜ように直接貼り付け方式ではないがご容赦願いたい。いろいろ事情があるのだ。そもそもわたしの感性にピタッと来るシャンチーの棋譜再生プログラムがないのだ。
それでもあるだけありがたい。中国語バージョンによさそうなものがあるのだが文字化けしてしまう。コードページを中国語にしてみたりしたが、そうすると今度は他に影響が出てしまう。
今回のものはやっと見つけた何とか使える代物だ。しかし英語バージョンで棋譜形式は独自であり Coffee Chinese Chess の棋譜を自力で変換しなければならない。今回は手作業だっが次回以降は変換プログラムを作ろうと思っている。さてそんなことはどうでもよいが..
シャンチーの棋譜を読むためにについて1つ2つ説明しておこう。
画像はシャンチーの駒だ。その下には盤がある。駒にはそれぞれの駒を1文字で表す英字記号と英字名称、読み方の説明がある。拡大して見てほしい。K(King)、A(Asistant)、E(Elephant)、H(Horse)、R(Rook)、C(Cannon)、P(Pawn)だ。
なお、キングはジェネラル(General )、アシスタントはマンダリン(Mandarin)、ルークはチャリオット(Chariot)、ポーンはソルジャー(Soldier)と呼ばれることもあるらしい。
シャンチーの棋譜はチェスや将棋(座標方式)とはその考え方が異なるが馴れると合理的な方式だということが実感できる。
盤にはその上と下に数字がふられている。その数字が棋譜を読む際に重要なのだ。先手も後手も1は右手側から始まっている。また、欧米では上下とも英数字だが、中国と日本では上は英数字だが下は漢数字になっている。例で説明しよう。
1. 炮二平五 砲8平5 2. 馬二進三 馬8進7 3. 車一平二 車9進1 ..これは順主炮という定跡の出だしだが、これを欧米式記号で書くと 1. C2.5 C8.5 2. H2+3 H8+7 3. R1.2 R9+1 ..となる。
C2.5 は2筋のC(キャノン/炮)が5筋に平行移動する、H2+3 は2筋のH(ホース/馬)が3マス進むという意味だ。ここにはないがその他、車二退五などという表現がある。欧米式では R2-5 と表し2筋のR(ルーク/車)が2マス戻るという意味になる。
次回にはもう少しレベルの高い実戦棋譜を見せたいと思う。
ショー・シャンチェスの冒険
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