今日はKFAを試した。
振り飛車党のわたしが居飛車へ移行することはシャンチェスの冒険の一部なのだ。しかし今日は将棋部門におけるもう一つの冒険であるKFAの話しだ。
KFAとは角交換(K)振り飛車(F)穴熊(A)のことで一例ではあるが図のような作戦である。自分から手損して角交換。その後はひたすら穴熊へ。性格の悪い戦法だ。
角を手持ちにしている分だけ攻撃力が増すだろうという考え方なのだ。それで将棋の醍醐味が味分けるかだって?こりゃ勝負の醍醐味を味わう戦法だね。
15年前には嫌われていた振り穴が今では市民権を得たわけだが、KFAは今でも嫌われると思えるほどのロマンチックな戦法だ。わたしはロマンチックに弱い。
現代では若者層を相手にすると圧倒的に振り飛車が多い。KFAが振り飛車を相手にするとどうなるのだろう。やられたら悩むね。KFAの話といっても今回はこの程度だ。うん?中身がないって?うん、今次ね。
ところで、KFAなんて使ってみたりするわたしだが実は受け将棋だと思っている。そのルーツは将棋を始めたころに遡る。受けてばっかりで全然攻めない。いくら受けるといってもころよいところで反撃。それが普通だが棋力が低いころはそんなことが分かっていなかった。
その昔、対戦相手の小学生に大きな声でいわれた。「この人全然攻めてこない!」、「悪い悪いこれから攻めるから..」。確かこのときは風車を指していたと思う。
ショー・シャンチェスの冒険
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COMMENT
KFFA
書籍としては『東大式~』よりも、鈴木八段の『角交換振飛車』がお勧めです。
また棋譜としては脇八段。↓で閲覧できます。
http://www.shogi-info.com/player/
Re: KFA
P.S. KKFAと書いていましたが勘違いでした。KFAと書き直しました。
KFA
でしたら角換わり腰掛銀の同型はKKDというところですか。
順手砲直車対横車はJCOで中砲兵七進過河車対屏風馬平砲兌車は・・・などとアホなことを考えてしまいます。
真面目な話、私は基本的に居飛車党なのですが、将棋でも弱者の論理(ラッキーパンチねらい)で対四間飛車は急戦中心です。持久戦で徐々にスタミナを奪われて、という展開は避けたいのです。急戦は弱者の味方である定跡が整備されているのも心強いです。そんな私が苦手としているのは45ポンなどの力戦と振り飛車穴熊ですね。でも、苦手ですが嫌っているわけではありません。優秀な戦法だと思っています。振り飛車穴熊をなさっているシャンチェスさんやたけしまさんはどんな戦法で対抗されるのがいやですか。差し支えなければ教えてください。
嫌な対策
とくにKFAの場合、自分から角交換するのですが、そもそも右玉は陣形に隙がなく角交換歓迎なわけですし。
自分でこの戦法を持つのは面白くて好きなんですけどね。
Re: KFA(ロボさん)
銀冠で手厚く指すか居飛車穴熊ということになります。地下鉄飛車も右玉もやる気にはなりませんが、岡崎流地下鉄飛車というのはやったことがありますし、有力かも知れないと思っています。ご存じなければブログに書いてみましょうか。
対四間飛車の急戦は棒銀と4五歩早仕掛けが有力だと思いますが、わたしが好きなのは青野定跡(鷺宮定跡)です。穴熊には急戦という言葉もありましたが、わたしにいわせると「急戦には穴熊」なのです。
About: 嫌な対策
そうですね
ちなみに今のチェスへの取り組みはそこを反省してのものです。
http://blogs.yahoo.co.jp/redbridge3corner/folder/691267.html
これ、ブログです。
Re: そうですね
ブログ見ました。かなりいろんな点で共通なので驚きます。これからも見させていただこうと思います。
ありがとうございます
たけしまさん、糸谷流右玉ですか。まったく考えてもいませんでした。NHK杯でやってたやつですね。研究してみます。
シャンチェスさん、確かに振り穴相手に急戦は分が悪いように思います。
岡崎流というのは8筋の歩を交換するやつですか。
ノーマル振り穴相手に2回ほど試してみたことはあるのですが、それほどやりこんではいなかったです。自分の棋風にもあっていると思うのですが、玉飛接近形なので反撃がきつかったように思います。
やはり理想的には銀冠で手厚くですか。
本当にありがとうございました。勉強になります。
Re: ありがとうございます