わたしはとびっきり面白い5つを選んだのだ。
今後、6つ、7つと、どんどん増えていくということはないのだ。選び抜かれた5つのゲームなのだ。その5つは普遍的ともいえるものなのである。
将棋・シャンチー・チェス・囲碁・バックギャモンの5つ。
5GG = 5 GREAT GAMES だ。
前回はとうとうバックギャモンまで登場してシャンチェスの冒険には見境がないと思われたかもしれない。しかしボードゲームには、リバーシ、マークルック、チャンギなどまだまだいくつもある。
そのなかで、将棋・シャンチー・チェス・囲碁という4つの確定ゲームにバックギャモンという1つの非確定ゲームを加えた5つをショー・シャンチェスの冒険のテーマとしたのだ。
5つ必要なのにはわけがある。5GGのどの1つも他の4つでは満たせない独自の魅力を持っている。バックギャモンと囲碁は自明だろう。じゃ、将棋、シャンチー、チェスの3つは似たようなゲームだしどれか1つでいいんじゃないか?
いや、将棋には様式美と持ち駒再使用、シャンチーには炮と車が飛び交うスターウォーズのような、チェスにはクイーン、ルーク×2、ビショップ×2というパワフルな駒を持つという独自の魅力があるのだ。お互い他で代用はできない。
さて、冒険の目標は5GGのすべてにおいてレーティング2100点だ。どのゲームでも四段と名乗るに十分なレーティングであろう。
今後、将棋、シャンチーとバックギャモンは実戦中心で行こうと思っている。囲碁は勉強はしたくないと宣言していたが、やはりわたしには知識が足りなすぎるのだ。もう少し基礎を学ぶ必要があるだろう。本も必要だ。
チェスはポルガー本という3手詰め集を何百と解いておりもうすぐ1000問達成だ。それが終わったら5手詰めに移り、その後はポルガー本にかけるリソースを5GGにかける全リソースの10%程度にしたい考えだ。
これからのチェスへの取り組みは序盤から中盤に注力する。
序盤・中盤は歴代の世界チャンピオンの棋譜から学ぶつもりだ。なかには初手からチェックメイトまでのすべての手を暗記する場合もあるだろう。
さてさて、冒険の準備は整った。
ショー・シャンチェスの冒険